2016年11月24日木曜日

5か月目にステント留置術を行った。

3度目の手術で当分安心かと思ったのだが、11/16のカテーテル検査で想定以上の悪さにのけぞる。再狭窄するのは体質なのでしょうがないのだが、毎月病院のお世話になる羽目に。今回のカテーテルでステント入れてしまったので入れた部分については定期的に膨らませる事になると以前より伝えられており、次は1月中旬。先生には状況によっては12月もあるとすでに言われている。
カテーテルなので術後の退院は早いので正月は家で過ごせるはず。
回復する前提でさっさと年賀状を作ろう。


○時系列
9/15に手術の為に入院する(連休があるので早めに入院)。
9/21に左右の肺静脈をsutureless法で手術を実施(心臓へのメスは3回目。狭窄解除は2回目)。
9/27にICUから一般病棟に戻るが夕方お腹のドレインの部分から出血がある。大事をとってICUに戻る。
9/30に出血は一時的なもので問題ないと判断されICUから一般病棟に帰る。開胸した部分の糸を半分抜糸。
10/1 もう半分の糸を抜糸
10/11 退院する。
10/15 風邪をひきだす。日々調子が悪くなって、咳をしだしミルクを吐いたり、飲める量が半分ぐらいになる。 
10/18 病院に朝から見てもらう。RSウィルスに感染と判断される。お薬をもらい帰宅。
10/20 病院で午後からレントゲンを行いRSウィルスの様子(結核とか)を確認し大丈夫との事で帰宅。
10/24 予定されていた定期検診。風邪が良くなっているが11/9に予定していたカテーテル検査は延期し11/16実施になった。
10/31 予定されていた定期検診。
11/10 またミルクの量が減ってくる、
11/12 病院にミルクの量について相談の電話をしたところ少しでも飲めているのであれば11/14から予定している入院で確認するとの事。酸素の供給量を増やすのとSpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)のセンサーの閾値を85%まで下げるのは構わないとの事。
11/14 カテーテル検査は水曜日と決まっているので前日入院。今回は火曜日が病院の創立記念日でお休みなので月曜日の入院となる。
11/16 カテーテル検査をしたところ左上の肺静脈はすでに狭窄して潰れていた。左下の肺静脈には狭窄に伴いステントを入れる。右上の肺静脈は問題なし。右下の肺静脈は心臓のsutureless法の影響で確認できず。18日にCTで確認する方針へ。
11/18 右下の肺静脈はCTで確認せずともエコーで見えているので大丈夫だろうと判断される。ステントを置いたのでアスピリンワーファリンに変えるとの事。その薬剤量の調整で1週間ほど入院が追加になり11/26日ごろの退院予定へ。

○いろいろと
9/21に予定通りsutureless法で手術を実施。右の肺静脈が対象で左の肺静脈は行わないと聞いていたが手術が終わると執刀医が嬉しそうに右の肺静脈はかなり太くなった、左もsutureless法ができたので実施したとの事。先生の表情が非常に明るいのが印象に残る。

さすがに成長もしたので術後の回復も早く進む。

一度だけ、びっくりしたのはちょうどICUから一般病棟に移った日に面会時間ぎりぎりに見舞いに行ったところ、人だかりがあるのでひょいと見るとうちの子を先生が取り囲んでいる。何事かと思うとドレインの部分から血が出てきたとの事。執刀医に連絡して判断をしていると言われる。この出血が手術した部分かドレインの管が中で暴れてちょっと血が出たかは朝まで様子を見て出血量を見ないと分からないとの事。いったん落ち着いてきているのでたぶん大丈夫とは思うけど分からないので再度ICUへと決まる。これはちょっと焦った。翌朝問題ないとなり、しばらくして一般病棟に戻る。

10/15ごろから咳など調子が悪くなり鼻水などでてぜーぜー言い出す。ミルクも咳のせいか吐き戻すし、戻さなくても飲まなくなってきたので病院へ行く。結論はRSウィルスに感染。シナジス接種していたのだけど、感染した模様。なんとか回復したので、この程度の症状で済んだのは接種おおかげなのかもしれない。このシナジス接種の費用ががべらぼうに高い。本当、今回の件で健康保険や市の補助施策には感謝です。

10/24に定期検診するが、心臓の狭窄について見た目は分からないけど血流は悪い値を出してきているとの事。カテーテル検査は風邪の影響が残ると正しく出せないので1週間後ろ倒しになった。

10/31の定期検診では 次のカテーテル検査でステントを行うかどうかは当日の様子を見て決めることになるとの事。

11/10ごろからまたミルクの飲みが悪くなりだし、咳も少し出てきた。病院に電話してみたところ入院時に入院時するという事になる。

11/14に入院する。当日の検査では心臓の左右の圧力比率がステント治療をするかどうかの閾値ぐらいなので当日のカテーテル検査の中で決めると言われる。

11/16 朝からカテーテル検査を開始。私は出張で立ち会えない。途中奥さんから時間がかかっているからステントを置いたんだろうと言われる。その後、主治医の説明を受けたとの事で、左上の肺静脈はすでに狭窄して潰れていた。左下の肺静脈には狭窄に伴いステントを入れる。右上の肺静脈は問題なし。右下の肺静脈は心臓のsutureless法の影響で確認できなかったとの事。潰れているとは想像だにしていなかったので、動揺する。連絡を晩飯ごろにもらったがちょっと一人になって考え込んでしまった。
また検査できなかった部分は18日にCTで確認する方針とのこと。17日にはステント部分に血栓ができないようにワーファリンという薬を使うことにしたが量を決めるのが難しいので、その為に1週間の入院の追加となったとのこと。

11/18は右下の肺静脈はCTで確認せずともエコーで見えているので大丈夫だろうと判断されてCTが無くなったと連絡が来る。次の検診も1週間後にエコーで確認し、以降の間隔は結果から判断。ステントの部分を再度広げる為のカテーテルのタイミングも1月中旬を予定するが、結果によっては12月との事。

11/24(祭日)に病院に見舞いに行くとちょうど主治医が当番医という事で丁寧に説明してもらえた。カテーテル検査の動画も見せてもらいながら説明を受ける。
ステントの部分は直径5mmぐらいまで広がったので、狭窄しては膨らますという事を繰り返してなんとか8mmとかまで広げたいとの事。成長として2歳ぐらいにならないとそこまでは広げられないだろうとの事。
また右の静脈も上、下ともにクビれているとの事で、ステントを入れるほどではないが覚悟してくださいとの事。詰まってしまった左上の肺静脈は左肺の6分の1など少ない領域なので本人へのダメージは少な目だっただろうとの事。左上の肺静脈は左肺の担当する領域が少ないから血管のサイズも小さかったのかもとのこと。
ステントを置く前と後で本人の顔色や機嫌に差があることを考えると左下の肺静脈の太さに応じて体への影響が出るぐらい違うのだろうと。そうなるともう一本も悪くできないなぁと思いながら聞く。

ワーファリンについては一生付き合うことになると言われた。この薬、食べ物とか薬の相互作用の数が多いので大変だ。納豆食べられない。アレルギーと違って食べたら即まずいというものではないだろうけど、給食をはじめ集団生活が大変そうだ。詳しくは後日薬剤師さんから話を伺う予定。
 
○これから
退院は26日ごろになるので、12月5日に診察して、もし悪いと14日,21日あたりにカテーテルが入ってしまうのだろうか。一応、次のカテーテルは今までのことがあるので早めの1月11日にしてもらった。
毎月、なにかしているが段々と間隔があいてくれれば、安心の気持ちになるのだが。