2013年2月11日月曜日

書籍購入(工学部ヒラノ助教授の敗戦)

工学部ヒラノ助教授の敗戦 日本のソフトウエアはなぜ敗れたのか


そんなに長くないのでサクサクよめた。ちゅうか実名ばりばりで、本当に中立的観点で書かれているのかちょっと不安。

さて本書の言う70年代に筑波大学のソフトウェア中心の情報教育がうまく行っていたら今が変わったのだろうか。
80年代に半導体技術で日本は世界を席巻(NECが半導体売上世界一1985-91)したが、いまや見る影もない。物理、電子などは脈々と大学で地位を占めていたとしてもこの有様である。仮に筑波がうまく行っても同じではなかろうか。
日本の産業がうまく世界に羽ばたけていないのは、個々の技術的な分野の問題だけに帰着するのは少々短絡的すぎると感じる。

この本を読んで、母校の情報工学科がソフト中心で筑波の翌年に出来たほど古くて特色あるとはしらなんだ。確かに学科にお二人ほど名物先生がいらっしゃったな。学科が違うのでまともに講義を受けたこと無いけど。


0 件のコメント:

コメントを投稿