2018年5月7日月曜日

ここ半年ぐらいに観た映画(レディ・プレイヤー1、ペンタゴン・ペーパーズ、デトロイト、最後のジェダイ...)

最近、観た映画。映画館もあれば自宅鑑賞もあり。

ドリーム(自宅鑑賞)
TUTAYAでレンタルし2018年5月に自宅で鑑賞。
非常に面白かった。1961年のジョージア州がまだ黒人差別の色が強いところで、黒人で、女性という二重に立場の弱いものが、いかに勝ち取っていくかというのが面白い。
この手の話は興味があるがアメリカの歴史がよく知らないので順番がわからない。
ググると1962年2月に米国初の有人宇宙飛行マーキュリー・アトラス6号(この映画のクライマックス)の打ち上げ、キング牧師の「I Have a Dream」の演説は1963年8月28日、公民権法の成立が1964年、反異人種間混交法が憲法違反となったのが1967年6月12日。
映画の黒人差別の描写についてはWikipediaの「史実との相違点」を読むと結構あるので、映画の大事な部分の表現としてちょっと誤解を生まないかね。

ベイビー・ドライバー(自宅鑑賞)
TUTAYAでレンタルし2018年5月に自宅で鑑賞。
冒頭6分のカーチェイスがyoutubeに公開されているが,そこが一番面白いのではないかね。
話そのものは、ウェイトレスの女の子が巻き込まれて可哀そうという以外はあまり感想がない。最初の銀行強盗でトランクからものを出すのはマトリクスのようでかっこいい。

レディ・プレイヤー1(映画館/レイトショー)
2018年4月27日のレイトショーで観てきた。まだ公開1週間なのでまぁまぁ人がいた。
スピルバーグもこんなつまらない映画を撮っている場合ではないだろう。
ペンタゴン・ペーパーズの同じ監督とは思えない。
不満を並べると、冒頭のコンテナハウスの意味がない、育ての親のDVの絡みや育ての親が殺されたことへの反応が皆無、ドローンで色々するのがチープ(未来感なし)、IOIへの反対組織というのが組織的な面の描写がない、ゲームのモチーフなどを持ち込んでいるが絵を持ち込んでいるだけで、そのシンボルが持つ背景などを使いこなしていない。VRの世界とマトリクスの夢の世界の差があるのか(新規性は?)。
とてもつまらなかった。
参考)「スピルバーグは、なぜ新作を中断して「ペンタゴン・ペーパーズ」をつくったのか?

2018年4月26日に会社帰り職場の人と観てきた。
職業人としての誇りとは何かというのを考えさせられるもので見応えがあった。
ただ入手して記事にするまで本当にあれほど短い時間で行ったのだろうか。
あとニクソン大統領の表現が悪者になっているが、アメリカ大統領のイメージを共有していないのでよく分からなかった。

デトロイト(映画館)
2018年2月23日に会社帰りに観てきた。
1967年のデトロイト暴動の最中に発生した白人警察官による黒人射殺事件の映画。
まだ黒人差別などが色濃い時代だろうが、裁判などでも白人優位な扱いがされ、映画を見た後にもドヨーンと重い気分になる。
とはいえ、たかだか50年前の実際起こったことを知らずして今を認知できないだろうと思うとこのような映画、知らない現代史を見せてくれ価値は高いと感じた。

スター・ウォーズ 最後のジェダイ(映画館/レイトショー)
2017年12月16日にレイトショーで観る。
EP7はEP4に次ぐ、非常に面白く、楽しめた映画だったので期待して本作EP8を観たが、エスパーをどんどん増やしたり、今までの世界観を壊すような言動など面白くない。EP8のみで構成している映画としたら面白いのではという意見もあったが、私は単体としても話の整合性が厳しので面白くないと思う。

ラビング 愛という名前のふたり(自宅鑑賞)
(たぶん)TUTAYAでレンタルしてきた。
観た時期が不明だが2017年12月ごろか。
淡々としている映画なので面白いかというとあまり面白くないが、正直なところ白人と黒人で結婚が禁止されている法律があるというのは考えても見なかったのでびっくりした。実際上世間が認めないので結婚できないという状況は想定していたが法で禁止しているとは知らなかった。
アメリカの州法で決まっているので江戸所払いならぬジョージア州ところばらいという判決については、そういう他の州に押し付けるようなのがありなのかとお国の違いを感じさせた。

第9地区(自宅鑑賞)
(たぶん)amazonで見た。
2017年9月に自宅で鑑賞した。
殺りくなどの描画がえぐぐくて、ちょっと厳しい。
それに差別の状態をどうしようというメッセージもなく、虫だから殺せばよいのでしょうレベルで、時間を返せと思った。

未来を花束にして(自宅鑑賞)
(たぶん)TUTAYAでレンタルしてきた。
2017年9月に自宅で鑑賞した。
イギリスの婦人参政権運動。「サフラジェット」("suffragette")という活動のことは初めて知った。過激な活動も行っていた模様。1918年に婦人参政権を勝ち取った。
映画で訴えていたが参政権が無いと自らの境遇を変えることを訴える手段がない。
日本においては戦後に獲得された。旧体制のままであれば、より遅い時代になるのだろう。欧州では1900年代の初めには婦人参政権を認めている国が出てきているのに、なぜ明治維新以後の日本で認められなかったのか。今年が明治150年とか言うのであれば、そういう権利拡大に進めなかったのかという観点での論評も見てみたい。

ゴーストバスターズ(映画館)
2016年9月ごろにみた。
2016年の洋画ではスターウォーズシリーズの「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」に次ぐ、映画だと思うのだが、周りは同意してくれない:-)
ゴーストバスターズのテーマ曲が流れるだけでテンションがビンビンに上がるのだけどなぁ。
ただ、最後に核爆弾できれいにしようという発想は、やめてほしい。なんかアメリカ映画は核兵器を使って直しますという感じの映画多くて萎える。





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