「プレイステーション 3」
��1月11日からシステムソフトウェアアップデート開始
3,4年前、組み込み技術の説明で(たぶん)三洋の方が講演していた。会場の質問でNWアップデートで何を工夫しているか聞かれて答えていた。その最後にNWアップデートは恐いと言われた。
確かにNWアップデートは便利だ。だが今までは製品を出荷して問題が起これば回収で多大な費用がかかる。よって緊張感をもって開発していた。これからも出荷時に完璧を目指すべきでNWアップデートは万が一の機能の位置づけである。しかし問題が起こっても後で直せば良いと言う風潮になってしまうモラルハザードが起こる事が恐いとのこと。
各社メーカーはPL法に見られるように製造物に関する責任がある。安全規格のように今分かっている事に対して人知を尽くす義務が課されてもいる。人間なのでミスもあるかも知れないが出荷までに問題は潰している事を目指す姿勢が正しい姿であろう。
さて今回のPS3はどうだろう。不具合以前に製品として持つべき機能さえ出荷時にないのは姿勢としておかしいのではないだろうか。確かに発売日に提供されるのでほとんどの人は手にはいるだろう。ではNW接続機能がない人はどうするのだ。これは販売姿勢としておかしいと思う。技術サイドの判断、営業の判断、経営の判断と何度も判断する場面があるはずであると思うが、どの判断であっても出荷OKだったのだろうか。
正直、大丈夫かSONY。