2011年3月21日月曜日

節電のためにファイルサーバを更改

年末にファイルサーバを更改(24時間運用)したのだが、消費電力がいまいちだった。

AMDのE350というのが消費電力が少ないということで組んだ所、約半分(105W→56W)にできた。
検証記事がアイドルで30W程度の事を考えると、HDD4発構成が重いのかもしれない。
現在は、起動(250GBうち80GB利用済み)、RAID1(home,250GBx2),temp用(1TB)なので、起動をSSD,RAID1を1TBで組み直せば良いかな。まぁそれは先の話。

○消費電力
2011.03 AMD Fusion APU E-350(TDP18W)........ 58W
2010.12 AthlonII x2 265(3.3GHz/TDP65W)........105W
2007.10 Athlon X2 BE-2300(1.9GHz/TDP45W)...70W
2004.09 Athlon XP 2500+(1.8GHz)......................100W

○組み方
節電と言う事であり、現在と同じ系統のAMDで消費電力が少ないというとFusionな石かなと考え、とりあえず組み直してみた。
メモリは現在のものを流用。HDDは利用中の4玉を移設する。自宅内ルータをしているのでNICは2枚必要。これが要件。
今回はクレバリー1号店で購入。詳しい兄ちゃんが相談に乗ってくれて、ちゃちゃっと部品を選んでくれたのでありがたい。
GA-E350N-USB3..14,980円
玄人指向PCIeのGigaNIC...2,970円
電源(玄人指向 KRPW-SS500W/85+)...6,980円
ケース(ネジレスCB-CA04M-BKII)...3,780円
締めて28,710円なり。
あと衝動買いでSeagateの1TBのHDD(ST31000524AS)を5,470円で購入。

処理性能に関しては電気通信大学 大学院情報システム学研究科 並列処理学講座で公開しているN-queensを解くプログラムを利用した。
http://www.arch.cs.titech.ac.jp/~kise/nq/index.htm

各マシンのNetBSD上で上記tar玉のbaseディレクトリにあるソースをgccで-O3でコンパイルしたものでn=17の場合を解かしてみた。

E350(1.6GHz).................. 83.137sec ←新ファイルサーバ
AthlonIIx2(3.3GHz)........ 34.838sec ←旧ファイルサーバ
PowerPC G4(450MHz)..199.283sec ←web/mailサーバ(PowerMac G4 Cube)
Core2Duo(1.2GHz).......118.827sec ←DynabookSS RX1 T7E

E350の性能は感覚的にはAthlon X2 BE-2300(1.9GHz)と同じぐらいで、消費電力が少し少ないようなところかな。

2011年3月2日水曜日

MiSTY導入

お風呂場が寒く、シャワーだと浴室が温まらないので冬は入るのが億劫であった。

実家が浴室暖房を入れて、結構便利だったので自宅にMISTYを2月中旬に導入することにした。

寒かった浴室が暖かく、入るのに躊躇し無くなったのでありがたい。
ミスティも入れてみると体の芯からぽかぽかしてくる感じ。いうなれば銭湯の あの もわっした暖かさ。

まずは浴室内工事。外との穴をあける。この穴を通して暖房用の循環する熱水とミスティで噴霧される水道水がやってくる。機械も思った以上に小さい。





外の方は、暖房用の熱水を循環させる為の熱源器を設置する。機械は上半分で下半分はガス管などのコードの類が収納されている。実は浴室暖房はガスファンヒーターが浴室に浴室につくと思っていたがそうではなく室外で熱水を作り風呂場に熱を運んでくる模様。ガス温水機の隣に設置した。写真で言うと石が山積みのところをちょいとどかして設置。最後の写真は浴室に向かう熱水とかの管のカバー。結構太い。


2011年3月1日火曜日

書籍購入

東洋経済を買いに本屋にぶらっと入ったら、平積みで女の子の絵が書いている本が。そこに「ニーチェ」と書いてアルではないか。世の中はこういう商売を始めたのかと思ったときにはすでに手に取っておりました。

別冊宝島1729 まんがと図解でわかるニーチェ
週刊東洋経済 「鉄道」最前線

2011年2月27日日曜日

梅の花を見に散歩にいく

26日(土)の午後、こどもの国へ梅を見にいってきた。
まだちょっと満開には早いのか、それとも一斉には咲かないのか。白い花が多いので木の近くにいくとよく楽しめる。
こどもの国のサイトにある特別メにゅを今みたが....なんで梅まつりの特別メニューが「和バーグ」、「てりやきチキン味のパン」なんだ。

来週も天気が良ければ行こうかな。




FreeBSD/i386 8.2-RELEASEをNetBSD/xenの準仮想化でインストールした(が、失敗)

FreeBSD 8.2-RELEASEが出荷され、「Xen PV support in FreeBSD/i386 improved」とアナウンスされていたので先日と同じように完全仮想化の環境にインストールしてXEN対応カーネルを作る手順で作業開始。

1. 完全仮想化にインストール
問題なく完了。動作する。
8.1Rと違い「hw.clflush_disable="1"」を記述しなくても動く。
2. 準仮想化で起動。
前回と同じような感じで動かず。

残念。

2011年2月13日日曜日

FreeBSDをxenの準仮想化でインストールした(けど、失敗した)

先日、FreeBSD/amd64を完全仮想化で動かしたので,続いてdomUな準仮想化(PV)で動かそうとしていたが.....

もしかしてFreeBSD/amd64はPVなdomU対応していない?????
FreeBSD/i386だとdomU用のカーネルコンフィグファイルがあるがFreeBSD/amd64だと見当たらない

さらに結論としては、FreeBSD/i386 8.1はNetBSD/amd64 5.1のdomOでは動かない...のかな。

----とりあえずやったこと。
まずはFreeBSD/amd64は見捨てて、HVMなdomUへFreeBSD/i386-8.1をインストールする。
やり方は、一昨日のやり方と変わらない。

次にHOWTO: Create a FreeBSD 8 i386 Xen PV domUを参考に作業開始。
# cd /usr
# dd if=/dev/zero of=freebsd.img bs=1m count=4096
(「truncate -s 4G freebsd.img」でも良いけどそれはダメだという投稿あり。どっちも試したけどあかんかった。
# mdconfig -f freebsd.img
md0
# fdisk -BI md0
******* Working on device /dev/md0 *******
fdisk: invalid fdisk partition table found
fdisk: Class not found
# bsdlabel -wB md0s1
md0s1a
# newfs /dev/md0a
/dev/md0s1a: 4094.7MB (8385848 sectors) block size 16384, fragment size 2048
using 23 cylinder groups of 183.77MB, 11761 blks, 23552 inodes.
with soft updatesat:
160, 376512, 752864, 1129216, 1505568, 1881920, 2258272, 2634624, 3010976, 3387328, 3763680, 4140032, 4516384, 4892736, 5269088, 5645440, 6021792, 6398144,6774496, 7150848, 7527200, 7903552, 8279904
# mount /dev/md0s1a /mnt
# pwd
/usr
# cd src/
# time make buildworld

--------------------------------------------------------------
>>> World build completed on Sat Feb 12 23:59:28 JST 2011
--------------------------------------------------------------
2256.968u 187.686s 44:38.20 91.2% 3448+1182k 25519+4223io 10786pf+0w
# time make buildkernel KERNCONF=XEN

--------------------------------------------------------------
>>> Kernel build for XEN completed on Sun Feb 13 00:11:33 JST 2011
--------------------------------------------------------------
104.852u 6.320s 2:02.67 90.6% 3496+1221k 1115+548io 194pf+0w
# setenv DESTDIR /mnt
# time make installworld

14.920u 10.308s 1:29.19 28.2% 195+342k 2127+1665io 7463pf+0w
# time make installkernel KERNCONF=XEN

0.121u 0.015s 0:02.73 4.7% 208+342k 17+147io 24pf+0w
# cd etc
# pwd
/usr/src/etc
# time make distribution

0.192u 0.048s 0:00.58 39.6% 298+577k 71+5io 287pf+0w
# /mnt/etc/fstab
--
/dev/xbd0 / ufs rw 1 1
--
という行だけを作成。
# vi /mnt/etc/ttys
このファイルの下記の1行を追加およびttyv0からttyv8までをコメントアウトする。
--
xc0 "/usr/libexec/getty Pc" vt100 on secure
--
カーネルを外の世界に持ち出す。XenでdomUとして起動する時にdom0から直接指定できる場所にある必要がある。
ls -l /mnt/boot/kernel/kernel
-r-xr-xr-x 1 root wheel 4841001 Feb 13 00:11 /mnt/boot/kernel/kernel
# file /mnt/boot/kernel/kernel
/mnt/boot/kernel/kernel: ELF 32-bit LSB executable, Intel 80386, version 1 (FreeBSD), dynamically linked (uses shared libs), not stripped
scpとかで外の世界へ。

# umount /mnt
# mdconfig -d -u md0

その後、/usr/freebsd.imgをscpしたが、仮想IFがFastEthernetなので律儀に100Mbpsしかでないので転送にエラく時間がかかった。

その後、xmの設定ファイルを色々書いてみたが、
Error: Device 768 (vbd) could not be connected. Hotplug scripts not working.
と言われて進まず。

FreeBSD/NetBSDのxenのMLでも動かないという話はあるけど....
Re: FreeBSD DomU
freebsd domu on netbsd dom0 kernel panic

2011年2月12日土曜日

FreeBSDをxenの完全仮想化(hvm)でインストールした。

FreeBSDをdomUでインストールしたかったのだが、domUなカーネルが見つから無いので完全仮想化で一度インストールし、その世界の中でdomUな準仮想化用のカーネルを作る方針をとった。

結論
・HVMではテキスト表示での接続ができない模様
・FreeBSDのインストールの際にパラメータをいじらないと「Fatal trap 12」で始まるエラーがどんどこでる。
・上記2点をクリアしたらインストールでき、起動できた。
・domU用のカーネル作成はまだ試していない。

環境は
dom0:
NetBSD/5.1(amd64) Athlon II X2 265(3.3GHz)

インストールOS:
FreeBSD 8.1(amd64)
(FreeBSD-8.1-RELEASE-amd64-disc1.isoを利用)

設定ファイルの記述:
---
dom0# grep -v ^# freebsd-hvm.hvm|grep -v ^$
kernel = "/usr/pkg/lib/xen/boot/hvmloader"
builder='hvm'
memory = 1024
name = "freebsd-hvm"
vif = [ 'mac=00:16:3e:00:00:13, bridge=bridge0, type=ioemu' ]
device_model = '/usr/pkg/libexec/qemu-dm'
disk = [ 'file:/var/xen/freebsd-hvm/freebsd-hvm.img,ioemu:hda,w', 'file:/var/xen/freebsd-hvm/FreeBSD-8.1-RELEASE-amd64-disc1.iso,ioemu:hdc:cdrom,r' ]
vnc = 1
vnclisten="172.26.0.1"
usb=1
usbdevice='tablet'
serial='pty'
-------------

この状態で下記のコマンドで起動。
xm create boot=d freebsd-hvm.hvm
VNCで接続できるので、VNCクライアントで接続する。
(パスワードを設定していないので気になる人は適切にね)

インストーラが起動しているので6を押して、プロンプトに落ちて
---
set hw.clflush_disable=1
boot
---
を入力するとインストーラーが起動できる。
インストールが終わったあとは
xm create boot=c freebsd-hvm.hvm
で起動。
ただし、ブートローダーでは同じようにパラメータを変更しないと起動しない。
恒久的に変えるのであれば、設定ファイルに記述してしまう。
---
> cat /boot/loader.conf
hw.clflush_disable="1"
---
あとvncでの画面も提供されたままなので気になる人は修正すること。

○テキストで起動できない件
なんでダメかよく分からんが、Unix magazine 2007 Winterの「Fedora Core5/6で試すXenインストールガイド」という記事の中で「HVMドメインの場合は、テキストのみの表示を選択できないようです。」(P.84)とも書いてある。

○起動時にパラメータをいじることについて
FreeBSD 2009/08末〜の変更についての覚え書きRunning FreeBSD 8.1 as a Xen HVM DomU on Flexiantを参考にさせてもらいました。