2006年6月8日木曜日

interopとDNS operators BOF

interopに行ってきた。
うーん密度薄いなぁ。特に今年の目玉が分からなかった。
一部でNGN対応というのが目立ったぐらいか。
富士通ブースでNGN時代のブレードサーバというのがあったので覗いてみた。


まずOSがキャリグレードLinuxというけど、なんでLinuxなのか。完全にベンダー管理下に全てがおかれている方が安心だし、そもそも問題生じた際に富士通が制御できるのだろうか。
保守がきわめて長いとの事。これは正直ありがたい。確か10年(今プレスリリースを読むと5年だな)ぐらいもつといっていた。でも3年後に購入して、そこから10年は保守してくれるのかな。説明員の方は調べないと分からないと言っていた。
キャリアのサービスが長いのは美徳のように感じている人が多いけど、売れなきゃさっさとやめるのが本筋と思うのだけど駄目なのかな。
NGNも現在の交換機レベルをIP網で実現したいという考えのようだけど、一般人からみたらオーバースペックにすぎなく、現在のIP網できる程度の信頼性と廉価さえあれば良いのではないだろうか。どうせ携帯電話の品質の悪さ(固定に比べて音質や不通になる率)に慣れてきて、それが標準だと思っているでしょう。
電話は単なるIPの一アプリケーションで良いと思う。キャリアも土管屋で良いかと思っている。その土管の中に音声だろうが映像だろうが土管を買った人間が勝手に流せば良いかと。
DNS operators BOFの方は団体を作りましょうという事でシャンシャン。OCNのオペレータの方の内容を聞いているとちゃんとマインドフルな状態でいるのだなと感じた。

3 件のコメント:

  1. 火曜のコンファレンスには参加していたんですが、展示会は水曜からだったのでもう1回行きたいんですが、今週2日もInteropにいけるほど余裕がないのが残念です。
    売れなきゃさっさとやめたいのがもちろんキャリアの本音でしょうね。未だにフレームリレー/セルリレーを「特に不満を感じていない」から使い続けているユーザがいるわけですよ。こういう息の長いユーザがいる限り、サービスは継続しなければならないのが辛いところでしょう。

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  2. サービスが使われているかぎり提供するというのは昔ながらの通信会社のイメージで、これはもう変えていかないと駄目じゃないだろうかと私は思っています。
    通信市場も,まだ総務省の規制が強いとはいえ民間に解放されて、はや20年たちました。普通の業界と同じでコンピュータやネットワークの技術革新の速さ(3年ひとむかし。もっと速い??)に乗れないと倒れてしまうと考えています。

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  3. 特に不満がないから、という理由だけで高価でレガシーなFR/CRを使い続けているお客さんなんて殆どいません。あと、事業者がサービス継続する理由としての「サービスが使われているから」は、半分は言い訳に過ぎません。大抵は、継続しなければならない(普通は明言できない)理由が別にあります。名目上の赤字黒字だけで事業継続の判断ができればそりゃいいですけどね。

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